ペットと一緒に入れるお墓

ペットも家族の一員

ペット

犬や猫をはじめ、いろいろな動物をペットとして飼うことができるようになっていますね。 日本はペット大国とも呼ばれ、たくさんの人がペット共に生活しています。

ある調査によると、犬猫合わせて2000万頭近くがペットとして飼育されており、単純計算で日本人の5人に1人が犬か猫を飼っているという事になります。 犬猫だけではなく、ウサギやハムスターなどの小動物、爬虫類なども加えるともっと多くの人がペットを飼っているでしょう。 昔は番犬やネズミを捕るための猫として飼われていましたが、今では家族の一員として人間と同じくらい大切に飼育されているペットが多いです。 ペットがいるだけで、楽しく幸せな日々を過ごすことができますよね。

しかし、たっぷりと愛情を注いできたペットとも別れの日は来ます。

犬や猫の寿命は約10年~20年なので、人間より先に死んでしまう可能性が高いですよね。 家族と同じくらい大切に思っていたペットを失ったら、その悲しみは計り知れません。 そんな中、「死んでからも愛するペットと一緒にいたい。」「ペットだけで埋葬するのはかわいそう。」といった理由からペットと同じお墓に入ることをのぞむ人が増えています。

しかし、一般的な墓地は人間と動物が同じお墓に入ることを禁じている場所も多く、希望したからと言って全てのお墓でできるわけではありません。 埋葬のルールは、霊園や墓地ごとに異なりますし、宗教の問題や周囲のお墓とのトラブルになる恐れもあります。 需要が増えてきたことにより、ペットと一緒に入れるお墓を提供する民間墓地も増えてきました。 また、同じお墓に入るだけでなく、同じ施設や園内に飼い主とペットを埋葬する方法もあります。

ペットの埋葬方法について

愛するペットが亡くなった場合、どのように埋葬すればよいのでしょうか?
ペットを埋葬するのは以下のような方法があります。

◆土葬

土葬

少し前までは、ペットが亡くなったら遺体を土に埋める方法が一般的でした。 しかし、今は近隣住民への配慮やにおい、土壌汚染などの問題から遺体をそのまま地中に埋めるのは難しくなっています。 遺体を土の中に埋める際は、以下のような条件を満たす必要があります。

・自宅の庭など敷地内に埋める
・においや掘り起こしを防ぐために、地中1~2mの深さに埋める
・近くに川や田畑がある場合は、汚染の恐れが無いか調べる
・湿気た所、雨が溜まりやすい場所は腐敗の危険があるので避ける

遺体をそのまま土葬すると、遺体が空気に触れなくなり、腐敗が進まない可能性があります。 するとミイラ化して、数年後に掘り起こしても変わらない姿で出てくることがあります。 引っ越しなどで家を離れ、次の家主が掘り起こしてトラブルになる恐れがあります。 小さな動物でも、公園などの公共の土地に埋めると「廃棄物の不法投棄」として法律違反で罰せられます。

◆火葬

火葬

現在、ペットの埋葬方法として最もポピュラーなのが火葬です。
火葬は、人間と同じように遺体を火葬場まで運び火葬後に遺骨を引き取る方法と、火葬車が訪れその車内で遺体を火葬する方法があります。 火葬が終われば、家族で骨を骨壺に入れて受け取ります。 ほぼ人間と同じように埋葬できるという点が人気です。 ペット火葬の価格は、小型のペットの方が安価で、大きい動物になるほど高額になります。

◆引き取ってもらう

自宅で処理できない場合は、ペットの遺体を地方自治体や業者に引き取ってもらうこともできます。
しかし、遺体として供養するというよりは、廃棄物として処理されてしまうことになります。 供養の仕方にこだわらず、できるだけ費用を抑えたいという人におすすめの供養方法です。

◆その他の供養

ペットとの思い出を常に手元に置いておきたいという人は、ペットの体の一部をグッズにするという方法も人気です。 また、ペットの一部を使ってペットとそっくりのぬいぐるみを作ったり、遺骨をお守りのようにする人もいます。

ペットと一緒に入れるお墓とは

ペットと一緒に入れるお墓

ペットと一緒に入れるお墓を提供している霊園・墓地は全国に存在します。

公共の墓地は基本的に、動物と人間が同じお墓に入ることを禁止しているため、民間の墓地で探すことになります。

ペット可の墓地は、ペットと人が一緒にお墓に入ることを前提にしています。 墓石には人間だけでなく、ペットの名前を刻むこともできます。 墓石のデザインも自由で、別途費用はかかるものの、ペットの形を模した墓石やペットとの思い出をほうふつとさせるような雰囲気の墓地を作ることも可能です。

需要の増加に伴って年々増えつつあるペット可の墓地ですが、動物が苦手という人に配慮して、霊園全体ではなく一部区画を区切っている場所が多いです。 そのためペットや動物好きな人が多く、新たなコミュニティができ、ペットを失った悲しみを分かち合うこともできます。

また、近年注目されている樹木葬は、ペットも一緒に埋葬できるケースが多いです。
樹木葬は、墓標となる墓石の替わりに骨を埋めた場所に樹木を植える埋葬方法です。 自然と一体になれる雰囲気が人気で、お墓の継承者がいなくてもよい所や宗教不問など自由な点が多いのが特徴です。

樹木葬はペットが好きで自然な埋葬方法を望む人やペット以外に家族がいない人が選ぶことが多い埋葬方法です。

かけがえのないペットを大切に

ペット

犬や猫は人間の7倍ほどのスピードで成長すると言われています。 成長を見守りながら一緒に暮らしたペットを失うのは相当な悲しみですよね。

ペットが亡くなってからも、一緒にいたいという気持ちを持つのはある意味当然のことです。 ペットと育んだ絆を大切にしたいという人の増加もあり、いろいろな供養の仕方が広まりつつあります。

大切なペットと共に入れるお墓を探してみるのも、一つの選択肢ですね。

ページの先頭へ